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どうすれば良い?中国越境EC

売上を拡大したい会社様から国内の売上だけでは先細りを感じる企業様まで、多くの中小企業が越境ECに乗り出したいと考えているようです。
弊社が2022年に大阪の交流会やビジネスセミナー、名刺交換会などに出向いて約200社の中小企業に「中国ビジネスについてどう思うか」というテーマで独自のアンケートを取りました。

その結果、15%の企業様が越境ECをやりたい、10%の企業様は関心があると答えました。
これは交流会という無作為な条件のアンケートであった為、士業や保険業、サービス業の会社様も多数含まれたなかでの数値です。
物販だけに限れば80%近い会社様がやりたい、関心があると答えました。

ではその中で実際に越境ECをすでに行っているかとう質問に対しては、わずか2社のみが「はい」という回答でした。
それ以外の会社様に「なぜ越境ECをやらないのか」と聞いたところ「やり方がわからない」「言葉がわからない」という回答が多くを占めました。

やり方がわからないと言う会社様にもう少し詳しく聞いたところ、「中国のことがよく分からない」「ビジネスのやり方が違う」「物流について不安」「「売り方がわからない」「決済方法がわからない」といった内容を複数回答されました。

つまり興味関心があるものの「知識の不足」「ノウハウの不足」から越境ECに手を出せないでいるということが分かりました。

しかしそれは、越境ECについて知って貰えれば多くの課題を解決できるということです。
当サイトでは中国越境ECについて簡単に分かりやすくまとめていますので、ご覧頂きたいと思います。

中国向け越境ECとは

越境ECはインターネットを通じたネットショップ形態のひとつで、日本から中国市場に向けて商品を販売することを言います。
それは日本国内のECサイトからでも中国国内にサイトを立ち上げている場合でも関係はなく、国境を越えたお客様に販売することを指していますが、中国の場合は政府からの規制や商慣行によって少しハードルが高くなっています。

中国と日本の越境ECの市場規模を見てみると、2021年の日本から購入した中国の越境EC額は2兆1382億となり、中国から購入した日本の越境EC額は365億となります。※令和3年度電子商取引に関する市場調査報告書 経済産業省商務情報政策局情報経済課

中国と日本の取引金額は年々増加傾向にあります。
世界的に見ても越境ECの市場は拡大傾向にあり予測では2026年には4兆8200億USドルに達する見込みです。
このような観点から考えても越境ECに参入するメリットは大きいと言えるでしょう。

タイプ別越境EC

中国向けの越境ECを始めるための方法について考えたいと思います。

1. 自前でECサイトを運用する方法

この方法は何の規制もなく自由にサイト運営が出来るというメリットがありますが、結論的に言えばお勧めできません。

中国にはGoogleなどの検索エンジンが使えないことや検閲があるため日本国内のサーバーにサイトを置くことは出来ないと言って良いほどお勧めできません。
中国国内のお客様にサイトを見て頂くのであれば、中国国内のサーバーにサイトを置かなければならないでしょう。

ただその方法は、中国国内に会社を登記して、サイトは政府に運用の許可を貰わなくてはなりません。
この様な点を見る限りとてもハードルが高く、時間とコストもかかってしまうので、予算が大きく取れる企業様にしか向いてないと言えるからです。

2. 中国のECモールに出店

中国国内に登記されているECモールに出店するなら自前でサイトを運営するようなハードルの高さはありません。
中国政府も保護区を設置するなど越境ECに力を入れていることが伺えます。
有名なモールと言えば天猫や京東などが挙げられるでしょう。

しかしデメリットもあります。
ECモールに出店するには、ECモールの運営会社からの審査に合格しなければなりません。
費用面でも登録料や運営費などモールに支払う費用が大きい点に注意が必要です。
その為ECモールに出店する方法も予算額の大きい会社様向けと言えるでしょう。

お勧めの越境EC

弊社ではWeChatミニプログラムやKOL(インフルエンサー)を使ったライブコマースからの販売をお薦めしています。
予算額の少ない会社様やテストマーケティング的に運用したい会社様に向いています。

決済方法の確立

中国に販売するならクレジット決済は勿論のこと、スマホ(モバイル)決済は必須です。
未対応の会社様は必ずスマホ決済の準備をして欲しいです。
詳しくない方は弊社でサポート致しますのでお問い合わせください。

ライブコマースとKOL

中国はライブコマースの文化が浸透しています。
御社もライブコマースのプラットフォームやSNSアプリからライブ配信をして販売する方法があります。
そしてその時に必要なのがKOLというインフルエンサーの存在です。

中国の購入者はそれぞれ自分が信頼しているインフルエンサーを有しています。
そのKOLが配信する内容を積極的に受け入れる傾向があるのです。
ライブコマースとKOLはセットで考えるべきです。
この辺りは弊社でお手伝いが出来ますのでお問い合わせください。

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その他留意点

他にも押さえておくべきことが幾つかあります。
とりわけマーケティング、物流、関税、決済、言語があるでしょう。
これらは全て外して通ることが出来ませんが、この点を理解していれば成功する可能性も高くなるでしょう。

詳細はこちらでご確認ください

[中国越境EC インバウンドの会]
合同会社龍の橋 TEL: 06-6771-5299 
住所: 〒543-0055
大阪府大阪市天王寺区堀越町12-14上田ビル2階

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