中国越境EC インバウンドの会

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越境ECを始める

税や物流のなどの不安が解消したとしても販売するためのサイトをどうすれば良いのかがわからずにいる企業様も多いと思います。
方法としましては自前のECサイトを開設する方法や京東、天猫などの大手プラットフォームに加入する方法などが思いつくでしょう。
そのなかで、弊社が一番にお薦めしたいのはWeChatミニプログラムです。

ECサイトとしてWeChatミニプログラムを導入する

ミニプログラムとは中国版のLINEと言えばわかりやすいWeChatというアプリをプラットフォームにしたアプリサービスです。
アプリ上で展開されるため「アプリの中のアプリ」ともよく呼ばれています。
WeChat本体のアクティブユーザーは約12億人とも言われており、そのユーザーなら新たにダウンロードをしなくてもミニプログラムで買い物が出来ます。
ミニプログラムには決済機能がついていますのでその点でも不便はなく、WeChat本体でアカウント登録も済んでいるため、欲しい商品があればすぐに買い物ができるという、非常に使いやすいプログラムと言えるでしょう。

販売する店舗からしても12億というWeChatの利用者母数を活かすことができるので、スケールメリットはかなり大きいでしょう。
更にWeChatというプラットフォームを活かしてプログラム開発をしますので、開発費用や開発時間を低く、短く抑えることができる点も見逃せません。

サードパーティの開発(第三者開発)ができるためミニプログラムは越境ECだけでなく、ブログとしての情報発信や予約受付、クーポンやチケットの発売など多くのサービスを提供することができます。
そのため物販店だけでなく飲食店やサービス業、観光地、ホテルや交通機関など様々な業種業態で利用されています。

中国のECモールについて

越境ECと言えばECモールをイメージされる人が多いかも知れません。
天猫や京東などが有名なモールです。
ユーザーからすればモールは品揃えが豊富でありサイトの信頼度も高く、セールイベントなどが頻繁に行われたりもするので、おのずとアクセス数が高くなります。
出店者にとっては集客が見込めるモールはとても魅力的です。

しかしその反面デメリットも存在します。 それは費用が大きくかかることです。
モールへの出店登録審査があり、保証金や手数料などが大きく、セール期間内であれば値引きもしないと売れない場合があります。
またモール内での競合との競争が激しくお客様の奪い合いになる可能性も考えておく必要があるでしょう。
そういう観点からみてモールへの出店はある程度予算額の大きい、大企業や中堅企業に向いた越境ECと言えるでしょう。

自前のECサイトを開設する

中国ではGoogleは使えません。FacebookやInstagramなども使えません。
ネット規制が厳しいため日本のサーバーにあるサイトでは、閲覧も時間がかかってしまい見ることが出来ないなどの問題が出てきます。
この問題をかわそうと思えば、自前のサイトを中国国内にあるサーバーに入れる(つまり中国のサーバー会社と契約する)と解決はできます。

しかし、それは中国国内でホームページを開設することを意味しますので以下のような手続きが必要になります。

1・中国国内でホームぺージを開設するならば、中国で会社登記をしないといけません。
2・ICP登録をする必要があります。ICP登録とは中国でホームページを制作、所有する場合に申請しなければならないものです。提出先は中国政府で審査後に許可が出ます。その許可を得ることをICP登録やICPライセンスと呼びます。この申請条件として中国内に法人格を持っていることが定められているのです。

もし無許可でホームぺージを開設運営していることが政府に知られた場合、多額の罰金やサイトの閉鎖などの処罰が下される可能性がありますので、必ずICPライセンスは取得しましょう。

しかし、そうなるとECサイトを運用するためだけに、会社設立の諸経費や毎年の運営費なども支払うことになってしまいますので、かなりのコスト増になってしまいます。
モール出店に比べてデザインの自由度の高さやルールに縛られないなどのメリットもありますが、やはりこちらも予算額の大きい大企業、中堅企業向けの方法だと思います。

WeChatミニプログラムなら解決

上記のようなモールでの厳しい審査や保証金の発生、自前サイトで起きるサーバー問題や会社設立、ICP登録などの問題はWeChatミニプログラムでは関係がありません。
費用面、時間面においてかなり有利な方法と言えるでしょう。

あえてデメリットを挙げるとすれば
1. WeChat本体を逸脱した開発やデザインが出来ない。
2. WeChatミニプログラムを消費者に認知してもらうためのマーケティング活動が必要なこと
これらが考えられます。しかし実際問題WeChat本体を逸脱した開発などする必要性はない様に思えます。現状のままでも予約機能やクーポン、会員管理、サブスクリクション、紹介ページなど多くの機能が搭載できるので、越境ECを始める会社様が制約を感じることは少ないでしょう。

マーケティング活動に関しては勿論必要です。これはWeChatミニプログラムに限定したお話ではなく、ビジネスであればどちらにしても広告、告知活動は必要ではないでしょうか。
この広告、告知活動について弊社では小紅書や微博、TikTok等のアプリ上で広告やLIVEコマースなどをお手伝いすることが出来ます。
状況に合わせてインフルエンサーをご紹介したり、プレスリリースを打つことも可能です。
マーケティング活動も含めて一気通貫した提案、お手伝いが出来ますので、ご相談ください。

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