旅マエのプロモーションの重要性については別ページでご案内しましたが(観光地や飲食店がインバウンドで中国人を呼び込む方法)インバウンドビジネスそのものを成功させるためには旅ナカのサービスが重要なのは間違いありません。
旅行者と直接対面できるのは旅ナカだけです。
この機会にどれだけ満足度を高めるサービスやちょっとした心配りができるかで後の口コミ内容が変わってくるでしょう。
旅行中の体験は満足度に直接影響を与えます。
もし不都合や苛立ちを感じてしまえば、2回目の訪日は期待できなくなるでしょう。
旅行を楽しんでもらうためには楽しいコンテンツや美味しい食事というプラス面だけでなく、いかにしてマイナス面を減らしていけるのか?も重要な項目なのです。
年々公衆無線LANの設置が進んで来ています。
しかし、それでもまだまだ不便に感じている旅行者が多いようです。
店舗ごと、施設ごとに無線LAN(フリーWi-Fi)を設置するだけでも利便性が高まり滞留率の向上につながりますので、客単価UPやついで買いが期待できるでしょう。
街中や店舗内などにおける多言語表示の少なさ、言葉の通じるスタッフの不足を感じている人が多いようです。
施設や店内の案内板やメニュー表示などはいち早く多言語表示に切り替えましょう。
観光地であれば公共施設、交通機関なども多言語表示にしておくと満足度が高まりまた来たいと思ってくれるかも知れません。
特に中国はキャッシュレス化が進んでいる国です。
現金しか扱っていない店舗ではストレスを感じてしまう恐れがありますので、スマホ決済、銀聯カード決済は導入しておくべきでしょう。
QR決済が可能なお店は旅行者にとっても有難い存在です。
まだ導入されていないなら弊社がご案内いたします。
弊社がおすすめするサービスは導入費用0円の決済アプリです。
審査後、御社のスマホやタブレットにダウンロードして貰えればすぐにご利用頂けます。
アリペイやアリペイ+、WeChatPayなど中国の主要な決済サービスに加え、韓国のカカオペイや台湾のJKOPAY、他にもアジア諸国を広く押さえたラインナップです。
日本のd払いやauペイ、楽天ペイなどもカバーしています。
WeChatペイ(微信支付)は13億人が利用しているWeChatというコミュニケーションアプリに実装されたQRコード決済サービスのことです。
2013年にテンセント社が提供を開始したサービスで、QRコードだけでなく友人などへの送金やオンライン決済などの支払いにも対応しています。
WeChatアカウントに紐づけされており登録も簡単に出来ることもあり、中国国内では非常に認知度が高いサービスです。
訪日している中国人に販売したいお店なら対応するべきサービスです。
アリペイ(支付宝)は中国のアリババグループが提供しているQRコード決済サービスです。
利用者数が12億人とも言われている普及率の高いサービスです。
オンライン取引の約50%がアリペイを使用しているとも言われています。
越境ECに強いのも特徴です。
WeChatペイ(微信支付)と同じくユーザー間の送金や公共料金の支払い等も出来ます。
またインバウンドビジネスや越境ECにおいても決済者は中国元で支払いますが、日本の事業者は円で受け取ることが出来ます。
旅アトとは旅行からご自宅に帰った後の「旅行の余韻に浸っている」期間と言えば良いでしょう。
1週間から最大1ヵ月までだと思っています。
この期間に期待できることは、まず口コミです。
友人知人に思い出を伝えてくれる重要な時期と言えるでしょう。
それに伴いSNSでの投稿の可能性も高いです。
旅ナカのサービスとして、いかにして「口コミしやすいサービスを提供出来るのか?」「SNSに投稿されやすい仕組みにするのか?」を考えておくべきでしょう。
また訪日中のお客さまとアプリなどで繋がっていれば、旅アトに入っても情報提供が続けて出来るので、リピート化に繋がる可能性が高まります。
さらに物販店であれば、ECサイトを準備することで帰国後も続けて御社の商品を購入してくれるチャンスが生まれますので、導入を検討するのも良いでしょう。
また観光地が成功するための重要なコンテンツ企画のポイントをJNTOが提案されています。